「腹が減っては戦はできぬ」とはよくいったもので、地元の人に愛されるソウルフードが経済を支えてきたといっても過言ではないご当地グルメ。長年愛された味をいまでも味わえる店、その中でも「麺」に特化した食い倒れツアーに出発です!
大宮駅からスタート。新幹線で長野・上田駅に向かい、さらに新幹線で高崎駅で乗り換え、燕三条駅から在来線で北三条駅へ向かいます。一度、大宮駅に戻り、東北新幹線で郡山駅に向かい、そこから高速バスで会津若松駅に向かうコースです。10月現在、いわき~郡山・会津若松の区間運休になっているので電車での移動より、車で移動することをおすすめします。
鉄道の街・大宮の鉄道員や工場勤務の人たちに愛されたといわれる、さいたま市「大宮ナポリタン」
鉄道の街・大宮で働く人を支えてきたナポリタンを、ご当地グルメとして復活させたのが「大宮ナポリタン」です。「大宮ナポリタン」の定義は、旧大宮市内に店舗があり、具材に埼玉県産の食材を1種類以上使うこと。氷川神社の鳥居の朱色、大宮アルディージャや大宮区のカラーにもちなんだオレンジの新名物を目指したグルメです。大宮駅周辺の飲食店48店舗(2022年10月現在)で楽しめます。そのなかで大宮駅すぐの「俺の洋食 ビストロボナペティ 大宮店」(写真)をご紹介。各店それぞれの個性あふれるオリジナルのナポリタンを味わってみましょう。大宮ナポリタンの詳細は、大宮ナポリタン会をチェック。
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千曲川を代表する鮎を丸ごと1匹味わえる! 新ご当地麺、上田市「鮎ラーメン」
上田市のご当地麺といえば、野菜たっぷりの餡がかかった「あんかけ焼きそば」が有名ですが、川魚を使った「鮎ラーメン」も人気グルメのひとつです。鮎を丸ごと1匹使用する鮎ラーメンが食べられる「鯉西 本店」(写真)をご紹介します。
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金属産業の街・三条で働く鍛冶職人たちの出前の定番! 三条市「カレーラーメン」
豊かな食文化を誇る新潟県。「長岡生姜醤油」「燕背脂」「新潟濃厚味噌」「新潟あっさり醤油」「三条カレー」の5種類のラーメンは、「新潟5大ラーメン」といわれています。この中で三条市が誇る「三条カレーラーメン」は、70有余年の歴史があり、高度成長期の町工場で食事をとる時間もないほど多忙を極めていた職人たちの出前の定番として、三条市の産業の発展とともに歩んできました。創業1960年代後半(昭和41~42年ごろ)から、「カレーラーメン」を看板メニューとしていた「大衆食堂 正広」(写真)をご紹介します。
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大衆食堂 正広
安さとボリュームの多さで名物に! 食事&おやつ&お酒のシメとして愛され続ける、会津若松市「カレー焼きそば」
「カレー焼きそば」は、焼きそばにカレーのルーをかけた会津若松のご当地グルメです。昭和50年代から、安さとボリュームが若者を中心に人気を集めました。現在では、およそ10軒の飲食店で注文することができ、トッピングにカツや目玉焼き、麺も太麺、細麺、パスタなど、お店ごとにさまざまな食べ方を楽しめます。創業50年以上の老舗、「ラーメン居酒屋 寿楽」(写真)をご紹介します。
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その地に根付く「ご当地麺」を食べて、その地を知る!
ご当地の労働者を支えたソウルフード。現在も愛される各ご当地麺を味わい、地元を支える味を堪能してみましょう。
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