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巨大吊橋ツアーと1,200年の歴史を持つ温泉、落ち着いて部屋食できるお宿も最高!【那須塩原市の旅#2ー観光編】

意外な名物から興味を引く観光スポットまで、東日本にはまだ知られていない魅力がたくさん。つなぐ旅編集部が実際に東日本の市町村を訪れて、「ワクワクする」シーンを体験レポート。今回は栃木県那須塩原市の旅の様子をお届けします!

那須塩原市の魅力の一つが「大自然」。といっても登山などではなく、「もみじ谷大吊橋」という超長い吊橋から大パノラマが楽しめたり、平安時代に開湯した塩原温泉があったりと、自然の中でのんびり過ごすことができちゃうんです!
牧場編はこちらから、グルメ編はこちらから)

自撮り棒必須!大興奮の超ロング吊橋

橋ってロマンがあると思いませんか? 山々の谷間をまたぐように架けられた巨大人工物。空を飛べない私たちがまるで空中を歩いているかのような浮遊感体験。私は橋が大好きで、特に好きなのが吊橋です。「もみじ谷大吊橋」は国内最長クラスの全長320mを誇る、那須塩原市で絶対に訪れたいスポットの一つ。

この大自然と巨大建築物の組み合わせがたまらない

360度の大パノラマ。紅葉の季節はとてもきれいだろうなと想像できる

空中から山々を望むことができ、すがすがしい気持ちになります。橋は歩くと少し揺れますが気にならない程度。この上で寝たら気持ちいいだろうなあ、と考えながら橋を渡りました。

対岸で橋の端を支える極太ワイヤーを撮影。切れないのかちょっと心配

かっぱの像を発見。看板を読んでも、あとで調べても由来はよく分からず…

個人的にはぜひ自撮り棒を持って訪れてほしいスポットです。だって、こんな絶景の中に自分を入れたいじゃないですか。スマホを落としたらどうしよう、というスリルもたまりません(下はダム湖なので、しっかり固定してください!)。

つい、永遠に橋が続いているように見える写真を撮ってしまう

下を覗くこともできます

DATA

もみじ谷大吊橋
住所:栃木県那須塩原市関谷1425番地60
休業日:なし
HP:http://www.takahara-shinrin.or.jp/mori-no-eki/index.html
アクセス:JRバス塩原温泉行き「もみじ谷大吊橋」または「回顧橋」バス停より徒歩3分

周りの景色に溶け込む「七ツ岩吊橋」

箒川に架かる「七ツ岩吊橋」は、“渓谷の吊橋”感が楽しめておすすめです。山肌の階段を降りると、木造風の吊橋が登場。実際に歩いてみると床板は本物の木のようで、とても味わい深くて良かったです。

写真左下に吊橋があるのが分かるでしょうか

「吊橋を渡りたいから階段を降りる」ってなんか面白いな、と思いながら振り返ると、なかなかの高低差を降りてきたことが分かってちょっとびっくりした

自然に溶け込む感じの吊橋で、これも良き

橋の両側の景色。川の上の橋もいいですよねえ

栃木県内初の足湯があったので入ることにしました

噴水みたいな形で流れる足湯は初めて見た

DATA

七ツ岩吊橋
住所:那須塩原市塩原字塩釜
休業日:なし
HP:https://www.city.nasushiobara.tochigi.jp/soshikikarasagasu/tsuishin/6/3/2244.html
アクセス:ゆ~バス「ビジターセンター前」または「七ツ岩吊橋」バス停より徒歩1分

塩原温泉郷に3軒だけ!元湯の宿で秘湯を満喫

ひとしきり散策したら、いよいよ塩原温泉へ向かいます。塩原温泉郷にはいくつもの宿がありますが、その元湯に残っているのは3軒だけ。そのうちの一つ、「元泉館」に宿泊しました。こちらの源泉は1,200年以上の歴史があり、塩原温泉郷の発祥となったお湯でもあります。敷地に入った瞬間に硫黄の香りが立ち込めていて、これはもう期待大!
 お風呂は3種類あるとのことで、まずは岩風呂「邯鄲の湯」に入りました。湯の花がたくさん浮かんでいて、とろりとしたにごり湯が肌になじんで気持ちいい。

一緒になった女性のお客さんは「夫婦で秘湯をめぐっている」とのこと。そういう夫婦関係、いいですねえ。なお、このお風呂は女性専用時間の後、混浴時間になるので注意

湯守の君島弘晃さんによると、一番人気のお風呂は大浴場「高尾の湯」なんだそう。露天風呂があり、川のせせらぎを聞きながら湯浴みを楽しむことができます。

朝と夜の2回入りましたが、朝は川の音に加えてウグイスの鳴き声も聞こえてきて風情がありました

こちらは内湯。広くてゆったり過ごせる

檜風呂の「宝の湯」はこぢんまりしていて居心地がいい

幻の「部屋食」との熱い再会に大興奮!

そして私が最高にうれしかったのが、“部屋食”です。10年くらい前までは部屋食の宿が結構あって、私は宿選びのポイントの一つに「部屋食」を挙げていたくらい大好きでした。でも最近は夕食会場やビュッフェ会場に行って食べるパターンが多くて、ちょっと悲しかったんですよね。だからもう本当にうれしくてうれしくて! 温泉宿はできれば部屋食がいい!

部屋食なんて何年ぶりだろう

あまりの喜びに生ビールの大ジョッキも飲んだ

元泉館で味わってほしいのが朝食で出てくる、温泉を使ったおかゆです。ひと口食べるとほのかに苦みがあるのですが、食べ進めるうちにそれがクセになってくる不思議な味わいです。白米かおかゆかを選ぶことができ、宿泊されていた方はおかゆを頼んでいる方が多く見られました。

硫黄の香りはしないんですよ。一膳食べ終わる頃にはすっかりハマってお代わりしました

飲泉所もあり、温泉を飲むこともできます。うっすら硫黄の香りがして、ちょっと塩気があるような、卵の白身っぽいような、こちらも不思議な味。君島さんは「私は焼酎の温泉割が好きですね。2杯くらいはスッと飲んじゃいます」とのこと。おかゆと同じく、気が付けばハマってしまうのがここの温泉なのかもしれません。

温泉に入って、温泉を飲む。体の外側も内側も温泉尽くし

なお、元泉館では傷ついた動物を保護して自然に返す活動を行っており、館内には保護ネコが数匹います。ネコたちと触れ合える時間があるとのことで遊びに行きましたが、犬しか飼ったことのない私にはネコと遊ぶのが難しい!

荒ぶるネコしか撮れなかった

DATA

秘湯の宿 元泉館
住所:栃木県那須塩原市湯本塩原101番地
休館日:水曜
HP:https://gensenkan.com/
アクセス:塩原温泉バスターミナルからタクシーで15

自然の中の大吊橋に、自然の中の温泉。普段の忙しさ、慌ただしさを完全に忘れて、すっかりリフレッシュすることができました。吊橋も露天風呂もとても気持ちが良くて、今度は違う季節に足を運んでみたい!
牧場編はこちらから、グルメ編はこちらから)

露天風呂の目の前も大自然
旅行などでお越しの際には、居住地並びに行先の地域の自治体が求める要請内容、国の新型コロナウイルス感染症対策サイト等を必ずご確認ください。
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