旅の醍醐味である絶景と地酒、今回はその2つを欲張りに盛り込んだ東日本の旅をご紹介します。日本酒は試飲ができますが、車の運転をする場合はおみやげとして購入、お家で旅を思い出しながら楽しんでください。壮大な大自然に囲まれ地酒を堪能する、大人のための休息時間に出発です!
コース行程
新潟駅から出発、新幹線で南下して上田駅、さらには長野駅へと移動(新幹線の場合約12分、在来線の場合約50分)、最終目的地へは新幹線で新高岡駅から世界遺産バスに乗り継いで南砺市に向かうルートです。新潟駅から長野駅までの移動では、北アルプスや立山連峰の山々、山から日本海へ流れる数々の河川などの景色も楽しめます。世界遺産菅沼合掌造り集落への新高岡駅からの世界遺産バスは、バスの本数が限られるので事前に時間を調べることをおすすめします。
新潟の人も知らない新潟が見つかる、新潟の専門食品店「ぽんしゅ館 新潟驛店」
おいしいお米があるところに、おいしい日本酒あり。米どころの新潟県には、個性あふれる日本酒を醸造する酒蔵が88もあり、都道府県別の酒蔵数は日本一を誇ります。お米と水から造られる日本酒。それは、その土地の自然の恵みがそのまま表現された飲み物といえます。まさに“地酒”という言葉がぴったりの新潟で、自分好みの日本酒を探すのにぴったりなのが「ぽんしゅ館 新潟驛店」(写真)です。
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ぽんしゅ館 新潟驛店
信州・上田の大自然の中で300年続く伝統を守り続ける「沓掛酒造」
日本百名山の一つである四阿(あずまや)山と根子岳のふもと、標高1,200mから1,600mに広がる菅平高原は、夏は高地トレーニング合宿のために多くのアスリートが、冬はスキーなどウィンタースポーツを目的に多くの人が訪れます。真田氏の本拠地として知られる上田市は、別所温泉、鹿教湯(かけゆ)温泉など温泉資源に恵まれ、歴史的文化遺産も数多く、古くから生活の面影が色濃く残る地という一面も。そんな上田市には、江戸時代からの伝統を引き継ぐ酒蔵が集まっています。元禄年間創業の酒蔵「沓掛酒造」(写真)には直売所があるほか、近隣の飲食店にも沓掛酒造の日本酒を取り扱う店が多数そろうなど、広く親しまれています。
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沓掛酒造
二千年余りに及ぶ歴史を刻む神社・長野「戸隠神社」の絶景・杉並木
盆地に位置していることから、夏は暑く冬は寒く、四季がはっきりしている気候が特徴の長野市。その恵まれた自然環境で、フルーツ、野菜、キノコなど園芸作物を中心に良質な農産物を生産しています。また、善光寺門前に形成された門前町を核として発展、豪雪地帯特有の太い部材を用いて茅葺の大屋根を持つどっしりとした構えの宿坊が立ち並びます。こうした歴史的な街並みを背景に、数えで7年に1度、戸隠神社式年大祭が執り行われています。
直近の式典大祭は、2021(令和3)年4月~5月に行われました。2017(平成29)年には中社地区及び宝光社地区の一部が、宿坊群としては全国で初めて重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。写真は戸隠神社の杉並木です。
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戸隠神社
世界遺産・南砺市の厳しい自然に耐えてきた「世界遺産 五箇山菅沼合掌造り集落」
富山県南西部に位置する南砺市は、四季折々の豊かな自然に恵まれ、日本の原風景と、古きよき日本の伝統文化が今に色濃く残っている場所です。 合掌造り集落で知られる五箇山(ごかやま)は、独自の文化を持ちながら人々が暮らす、まさに「生きた世界遺産」。 田畑や雪持林と呼ばれる防雪林も、この地方独特の特別な風景のひとつです。写真は五箇山菅沼合掌造り集落です。
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世界遺産 五箇山菅沼合掌造り集落
大自然に絶景あり! 水がおいしいところにおいしい酒あり!
日本に古くから伝わる絶景、酒造をご紹介した今回のコースですが、記事に登場した場所以外にも、周辺エリアには数多くの絶景&お酒スポットがあります。気になったところに立ち寄ったりするのも、旅の楽しみ方の一つです、ぜひ探索してみてください。
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