いよいよ3月16日(土)に、北陸新幹線の金沢・敦賀間が開業します。この区間に小松駅、加賀温泉駅、芦原温泉駅、福井駅、越前たけふ駅、敦賀駅の6駅が誕生。東京~福井間は、いままでより乗車時間が約30分短縮され、約2時間50分となります。開業に伴い北陸新幹線沿線ではイベントを実施する駅もあり、この時期にしか体験できない「東日本を巡る旅」をご紹介します。
全市、北陸新幹線で移動できるコースです(3月16日以降)。区間によっては、乗車日20日前の1時50分までのチケット購入で半額で利用できるというお得なチケットも発売されているので、JR東日本の「えきねっと」を検索してみましょう。
1400年以上の歴史を持ち、本堂は国宝指定! 周辺は桜やグルメを楽しめる人気エリア、長野市「善光寺」
1998(平成10)年の長野オリンピック・パラリンピックを前に、長野~東京間が1997(平成9)年10月に開業。当時は北陸地方に達していなかったため、「長野新幹線」とも呼ばれました。2015(平成27)年には長野~金沢間が開業して「北陸新幹線」と名前が変わり、長野駅の駅舎は再整備され、東京から北陸地方をつなぐ途中駅となりました。
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富山~石川~福井の北陸周遊観光の起点・金沢市「北陸新幹線金沢・敦賀間開業イベント」
加賀百万石で育まれた「伝統工芸」や「伝統芸能」の盛んな地域である金沢市。金箔貼り、水引や和菓子作り体験ができ、ひがし茶屋街、主計町茶屋街、にし茶屋街など、藩政期からの古い街並みも楽しめます。今回の北陸新幹線の延伸で、あわら温泉や加賀温泉といった温泉地にも新幹線ですぐにアクセスできるようになり、さらに岐阜の白川郷や高山などもバスツアーなどで日帰り観光でき、金沢に滞在しながら北陸のさまざまな街を訪れられます。3月16日(土)には、金沢駅で「北陸新幹線金沢・敦賀間開業イベント」(写真はイメージ)が開催されます。
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スタンプを集めてかわいい景品をゲット! 小松市「北陸新幹線小松駅開業記念 フォトスポットを巡ろうスタンプラリー」
小松市は石川県の南加賀に位置し、伝統工芸の九谷焼や機械産業など、古くからものづくりが盛んな街です。那谷寺, 日本自動車博物館, 粟津温泉などの観光スポットがあり、市民に愛される「小松うどん」はソウルフードとして親しまれています。北陸の空の玄関口「小松空港」に加え北陸新幹線小松駅の開業で、全国からさらに多くの観光客が期待されます。
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23年10月にオープン! 「観光」をキーワードに情報発信や交流を生み出す、福井市「福井市観光交流センター」
海と山に囲まれた福井市は多種多様な自然や、越前がに、おろしそば、米「コシヒカリ」や地酒など「食」が人気で多くの人が訪れます。北陸新幹線の開業日の3月16日(土)と翌日の17日(日)には、福井駅周辺で「北陸新幹線福井開業イベント」が実施されます。福井駅東口では、3月2日(土)に福井駅直結の新たな観光案内所がオープン。コンシェルジュによる案内やパンフレットの配布、周遊切符の販売など、福井の旅の情報を余すところなく紹介してくれます。さらに福井の魅力を知りたい人におすすめのスポットが、「福井市観光交流センター」(写真)です。
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北陸新幹線延伸でより北陸旅が楽しくなる♪
移動時間が圧倒的に短縮される、今回の北陸新幹線の金沢~敦賀間開業。これをきっかけに、北陸の魅力を満喫する旅に出るのもいいですね!