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「八戸えんぶり」を控える八戸市のおしゃれなカフェやスイーツに浸る

2024年1月16日 12:00 更新

文●越智龍二　イラスト●サタケシュンスケ

800年以上の歴史を誇る「八戸えんぶり」の開催を2月に控える青森県八戸市。馬の頭を象った華やかな烏帽子（えぼし）を被った太夫らによる独特の舞などが披露される伝統芸能は、国の重要無形民俗文化財にも指定され、国内外から多くの観光客が訪れます。

例年2月17日から4日間に渡って行われるお祭りですが、市内には見物の合間に訪れてほしいお店がズラリ。各所に文化財が点在する趣ある街の雰囲気によく合ったおしゃれなカフェのほか、洋菓子店の数も多く、おいしいスイーツと共に心地よい時間を過ごすことができるはずです。そこで今回は、アートな和スイーツが話題のお店、クッキーが自慢のパティスリー、植物店に併設されたカフェなど、市内で評判の5店をご紹介します。

割烹料理店の中で味わうアートな和スイーツに舌鼓

時空

季節に合わせた和スイーツを楽しめると評判なのが、割烹料理店の中にあるスイーツ店「時空」です。苔玉をイメージした丸い抹茶のケーキや丹波の黒豆を使ったエクレアなど、まるでアート作品のような和スイーツはイートインで味わうことも可能。自家製ぜんざいに香ばしいお餅と栗が入ったぜんざい（写真）730円は、ほっこり優しい甘さが寒い冬にぴったりです。

希少なこだわり素材で作られるシンプルな自然派クッキー

パティスリー YASUHIRO

冬季限定のアップルパイやチョコレートも人気の「パティスリー YASUHIRO」ですが、一押しは素材にこだわったシンプルなクッキー。生産メーカーに乳酸菌から指定したオリジナルの発酵バター、化学肥料などを一切使わないオーガニックシュガーなどで作られるクッキーは、サクサク＆ほろほろ食感で自然なおいしさが楽しめます。写真は、クッキー15枚入り詰め合わせ（15種類）1842円。

国際資格をもつ店主が最先端の焙煎機で焼き上げた本格コーヒー

AMBER COFFEE 小中野本店

全国でも数少ない国際コーヒー豆鑑定士資格のQアラビカ、ロブスタグレーダーの2種を持つ店主が手がける、コーヒーをメインとしたレストラン「AMBER COFFEE」。一押しは、地元TVでも紹介されたオリジナルフレンチトーストとスペシャルティコーヒーのセット1500円です。オランダ製焙煎機GIESENを使用して店主自ら焙煎したコーヒーに、たっぷりのアパレイユに長時間浸して作るフレンチトーストの組み合わせは絶品。

緑に癒される店内で自家焙煎コーヒーとスイーツを

植物屋araya

観葉植物のお店に併設された「植物屋araya」は、植物を楽しみながらゆったりできるカフェ空間。丁寧なハンドピックや手網焙煎などにこだわり、季節ごとにブレンドを変更する自家焙煎コーヒーを、「zilchstudio」（青森市）や「ooso」（五戸町）など、それぞれ作り手の異なるスイーツと共に楽しめます（飲み物付きで各1200円）。無添加、国産にこだわった食事も評判。

日替わりメニューも登場！ 素材にこだわる行列ドーナツ店

STOKED Doughnuts

北海道産の小麦粉に、青森県産の特A米「青天の霹靂」の米粉を配合したもっちりドーナツが人気の「STOKED Doughnuts」。体にいい素材を厳選し、卵不使用＆米油で揚げたイーストドーナツは、子どもも大人も毎日食べたくなるおいしさです。「me-me’s garden」の八戸産非加熱ハチミツとよつ葉バターを100%使用したオリジナルグレーズ280円が一押しの人気メニュー。

上記で紹介のスイーツ以外にも、広く知られた名物の八戸せんべい汁やいちご煮のほか、新ご当地グルメの八戸ブイヤベースなど、自慢のあったかグルメがそろう八戸市。寒い冬に市内を訪れた際は、おいしいスイーツやおしゃれなカフェはもちろん、地元名物のあったかグルメも味わって八戸を満喫してください。

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