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• 南砺市

香り高い歴史や文化が息づく南砺市でここだけのキャンプを満喫

2022年8月23日 12:00 更新

文●越智龍二　イラスト●サタケシュンスケ

富山県の南西部に位置する南砺（なんと）市。美しい日本の原風景が今も残る街には、世界遺産に登録されている合掌造り集落や日本遺産登録の井波地域、ユネスコ無形文化遺産登録の城端（じょうはな）曳山祭など、香り高い歴史や文化が息づいています。

一方で、四季折々の自然にも恵まれた南砺市へ夏に訪れるなら、都会では体験できないキャンプを楽しむのがおすすめ。市内には各地域にキャンプ場が点在し、散居村を一望できる展望台があったり、カヌーを体験できたり、キャンプ場ごとに違った魅力があります。ここでは、夏でも涼しくて過ごしやすい「利賀（とが）国際キャンプ場」や「桂湖オートキャンプ場」など、市内のおすすめキャンプスポットを紹介します。

散居村を一望！ 市街地から5分で行ける絶景公園

閑乗寺（かんじょうじ）公園

市街地から車で約5分の距離の閑乗寺高原にあり、展望台からは散居村を見渡せるのが、「閑乗寺公園」です。なだらかな芝生斜面と林間のキャンプ場が特徴の都市公園で、見晴らしのいい絶景を楽しみながらキャンプをしたり、芝生広場や大型遊具で遊んだりできるほか、夜には満天の星空観察も堪能できます。キャンプ場1泊1区画1,500円～。

約3kmの桂湖でカヌーに乗って自然を満喫♪

桂湖オートキャンプ場

白山国立公園の自然のなかで、カヌー体験やキャンプを満喫できるのが、「桂湖オートキャンプ場」です。初心者でも簡単なレクチャーですぐに乗れるカヌー体験のほか、湖が見えるキャンプ場でのバーベキューや釣りも楽しめます。レンタルカヌー1艇2時間3,300円～。

山深く涼やかな秘境で思い思いのキャンプを満喫

利賀国際キャンプ場

秘境と呼べる山深い自然の中で、岩魚の掴み取りやそば打ち体験、竹馬づくりなど種類豊富なアクティビティを体験できるのが、「利賀国際キャンプ場」です。フリーテント＆オートキャンプサイトのほか、Snowpeak×隈 研吾によるトレーラーハウスなどもあり、思い思いの手段でキャンプを楽しむことができます。テントサイト大人2,200円～。

大自然に包まれた空間でバレルサウナを堪能

桜ヶ池自遊の森

桜ヶ池公園内にある「桜ヶ池自遊の森」は、桜ヶ池の大自然を直に感じながらキャンプができる開放的な空間。コテージには非日常を味わえるバレルサウナが隣接しているのもポイントです。徒歩圏内にはボルダリングを楽しめるクライミング施設やスケートパークなどもそろっています。コテージ4人棟26,400円ほか。

紹介した4スポットではそれぞれの場所ならではの楽しみ方ができるので、今シーズンの夏遊びの参考にしてみてください。また、五箇山エリアや井波エリアなど、見どころ豊富なエリアが点在する南砺市。市内6か所で借りられるレンタサイクルを利用して、自然を楽しみながら観光スポットを巡るのもおすすめですよ。

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