金属加工業が盛んな“ものづくりのまち”として知られる新潟県三条市。世界に誇れるその本物の空気感は、市内で活躍する鍛冶職人に教わりながら和釘づくりや庖丁研ぎなどができる「三条鍛冶道場」や、ものづくりの現場を体験&見学できる「オープンファクトリー」などを通して、直に感じることができます。
一方で、市内の企業が手がけたアウトドアギアを使ってキャンプなどに興じる人も多数。豊かな自然が広がる山沿いの下田郷エリアには、キャンプやトレッキング、サイクリングなどの人気スポットも数多くそろっています。そんなものづくりの現場と美しい里山風景という三条市の魅力をまるごと感じられるイベントとして、2019年に「三条ものづくりサイクルツーリズム」がスタート。今回は、現在第2弾を開催中のこの大人気自転車イベントをご紹介します。
行きたい場所が決まったら自由にルートを決めていつでも参加可能♪
三条ものづくりサイクルツーリズム ~2nd Season~
現在、第2弾となる「~2nd Season~」が開催中の「三条ものづくりサイクルツーリズム」。ものづくりの現場となる工場見学や下田郷の自然を堪能しながら自転車で市内を巡るイベントで、気になる工場など行きたい場所が決まったら自ら走るルートを決めて無料で参加可能。各スポットの休みの日はあるものの日時を決められたものでなく、自分の好きなタイミングでチャレンジすることができます。エリアは工場エリアと下田郷エリアがあり、工場エリアには「三条鍛冶道場」や「道の駅 燕三条地場産センター」などの人気スポットのほか、包丁や鍋、箸やカトラリー、自転車メンテナンス工具を手がけるものづくり企業など11スポット。下田郷エリアには「道の駅 漢学の里しただ」のほか、日帰り入浴もできる温泉宿や有名アウトドアギアメーカーが手がけるキャンプ場など5スポットがそろいます。田園風景が続くやまなみロードやダム湖の眺望とヒルクライムが楽しめる大谷ダム一帯などが人気の下田郷エリアでは、八木ヶ鼻湧水や真木の清水など、冷たい湧き水が出る場所もあるので、疲れたら涼みに立ち寄ってみては? また今回は、選べる特製ノベルティのプレゼントも用意。複数日に分けてもOKなので、2エリア全16か所中、8ヵ所以上(工場エリアで5つ以上、下田郷エリアで3つ以上を含む)を巡って、各ポイントのスタンドに設置されたロゴプレートを入れて撮影し、Instagramに「#三条サイクルツーリズム」のハッシュタグをつけて投稿(※撮影した画像を保存しておいてチェック時に見せてもOK)すれば、「サイクルショップコバヤシ」(三条市横町1-8-10)にてイベントのロゴが入ったサコッシュやキーホルダー型の栓抜きなどの特製ノベルティがもらえます(ノベルティはなくなり次第終了)。「道の駅漢学の里しただ」などで電動自転車のレンタルも行っているので、自分の自転車を運ぶのは大変という人は、こちらも活用してください。
DATA
住所:新潟県三条市市内
電話:0256-34-5603(三条市経済部 営業戦略室)
https://www.city.sanjo.niigata.jp/sanjonavi/see_do/craftmanship/11851.html
イベント自体はいつ参加してもOKですが、秋に走るなら紅葉の時期がおすすめ。例年11月上旬~中旬ごろが市内の紅葉のピークで、人気スポットの名勝 八木ヶ鼻などが色づくこの時期は、普段とは趣の異なるサイクリングを楽しむことができます。サイクリングの合間には、市内に点在している地元の名物グルメ・カレーラーメン巡りを楽しんでみては?
※写真はイメージです。