連載 / レジャー

• 八戸市

毎月1日はお得なサービスも！ 寒い冬は煮干しが香る八戸らーめんでほっこり♪

2023年12月12日 12:00 更新

文●越智龍二　イラスト●サタケシュンスケ

太平洋に面した青森県南東部に位置する漁業の盛んな八戸市。ウミネコ繁殖地の蕪島や650種を超える植物が自生する種差海岸などの豊かな自然に加え、新鮮な海産物が手に入る国内最大級の館鼻岸壁朝市や巨大市場の八食センターなども観光スポットとして人気があります。グルメでは、食べれば体が温まる郷土料理の八戸せんべい汁が有名ですが、特に寒い時期に八戸を訪れた際、味わってほしいのが「八戸らーめん」です。

昭和初期に市内で評判になった食堂「来々軒」のラーメンの味を、2002年の東北新幹線八戸駅開業を機に復刻させた八戸らーめん。芳醇な煮干しが香る淡麗スープに、ウェーブがかかった縮れ細麺を合わせた昔ながらの味わいが特徴で、現在市内外の19店舗で提供されています。毎月1日には「八戸らーめんの日」が開催され、各店ごとのお得なサービスも受けることができます。今回は、八戸らーめんを食べられる店舗のなかから注目の5店をご紹介！

家族みんなが笑顔になる中華食堂

熊八珍

子供からお年寄りまで誰もが楽しめる豊富なメニュー構成が自慢で食べ放題も行っている中華食堂の「熊八珍」。創業当時から親しまれている人気No.1のダールラーメンと共に人気の八戸らーめん660円は、煮干しの風味が効いたあっさりとした味わいです。「八戸らーめんの日」には、チャーシューが1枚追加されます（写真は八戸らーめんの日）。

自家製の煮干し油を使用する人気ラーメン店

麺道蘭 青葉店

市内目抜き通りの柳橋通り沿いにあり、季節限定メニューを含めると30種類以上のラーメンが楽しめる「麺道蘭 青葉店」。そのラインアップは、濃厚な味わいの味噌ラーメンから、自家製の煮干し油を使用したさっぱりとした味わいの八戸らーめん（写真）640円までバラエティも豊富です。「八戸らーめんの日」には、味玉を1個サービス。

飲んだあとの〆にぴったりのあっさりラーメン

味のめん匠

市内中心街にある観光スポット「八戸屋台村みろく横丁」の中で営業するラーメン専門店「味のめん匠」は、飲んだ後の〆のラーメンとしても人気。自家製麺を使用する八戸らーめん（写真）700円は、八戸産の煮干しと地鶏の青森シャモロックを使ったこだわり仕立てです。お昼時は100円割引になるほか、「八戸らーめんの日」には麺大盛（通常100円）が無料に。

「八戸らーめんの日」には餃子をサービス

中国料理 正華

ご飯の上にあんかけが乗った正華飯が看板メニューの「中国料理 正華」は、長く市民に愛されるボリューム満点の町中華。「八戸らーめん会」が設立された当初から提供している煮干し味の八戸らーめん650円は、少し厚めのチャーシューがポイントです。「八戸らーめんの日」には、餃子3つがサービスで付きます（写真は八戸らーめんの日）。

名店として名高い老舗の中華料理店

金華楼本店

住宅街の中で営業する歴史ある名店「金華楼本店」でも、こだわりの八戸らーめんが味わえます。こちらの八戸らーめん（写真）660円は、食べた瞬間に昔懐かしい味わいが口に広がる一杯。「八戸らーめんの日」には、ジューシーな肉汁があふれる餃子3つがサービスされます。お店定番の味噌ラーメン、塩味の香ばしいチャーハンもおすすめです。

各店が同じ昔ながらのレシピをもとに作っているという八戸らーめん。とはいえ、自家製の麺や煮干し油を使用したり、こだわりのチャーシューを乗せるなど、各店のラーメンにはそれぞれの個性がキラリ。気になる店舗が見つかったら、数軒ハシゴして食べ比べてみては？

※記事内の価格はすべて税込です。販売価格は予告なく変更される場合があります。