福島県と群馬県に接する新潟県南東部に位置する魚沼市。周囲を山に囲まれた国内有数の豪雪地帯でもある市内には、その豊富な積雪がもたらす雪質のいい4つのスキー場があり、冬にはスキーやスノボなどのウインタースポーツを楽しむことができます。また、雪が溶け出した雪解け水は、魚沼の名前を世界に知らしめる魚沼産コシヒカリを生み出しています。
日本一おいしいと評されるブランド米が自慢の街では、その魚沼産コシヒカリなどから作る米粉を使ったバラエティ豊かなスイーツも評判。米粉のスイーツは小麦粉とは異なるしっとり&もっちりとした食感が特徴で、グルテンフリーの健康面からもいま注目されています。今回は、そんな米粉などを使った、お米にまつわるスイーツが人気のお店を5店ご紹介します。
米糀から作る糀甘酒を使った濃厚なソフトクリームが評判
UONUMA KOJI SALON
「UONUMA KOJI SALON」は、世界最大級の米糀工場を持つ「魚沼醸造」で作られた糀商品を扱う工場併設のサロンです。人気No.1の糀甘酒ソフトクリーム(写真)470円は、お米が原料の糀甘酒と石川県産生乳を使用し、世界ジェラート大使の柴野大造さんが監修した濃厚な味わいが特徴。工場見学や糀甘酒を使った石鹸づくりのワークショップ(要予約)なども人気です。
DATA
住所:新潟県魚沼市十日町1791-10
電話:025-793-0100
https://www.uonuma-jozo.co.jp/index.html
魚沼産コシヒカリ100%の米粉を使うお米三昧の最中サブレ
Patisserie KANSENDO 湯之谷店
季節ごとの旬の食材を使ったお菓子作りを心掛ける創業70年の洋菓子店「Patisserie KANSENDO」。写真の米の輪(1個173円)は、お米でできたドーナツ形の最中に、魚沼産コシヒカリ100%の米粉などで作るサブレ生地を流したお米尽くしの人気商品です。そのほか、魚沼のソウルフードとも呼ばれる魚沼コルネのほか、マカロンやチョコレートも評判。
DATA
住所:新潟県魚沼市井口新田701-1
電話:025-793-2777
https://kansendo-uonuma.com/
オリジナル米を使ったスイーツや食事を楽しめる道の駅
道の駅いりひろせ
お米はもちろん、手焼せんべいや米粉ケーキなど、お米にまつわる商品が豊富にそろう「道の駅いりひろせ」。人気の笹雪だるま(写真)1個270円(5個入1350円)は、魚沼産コシヒカリの惣五郎を原料米に使用する雪だるま型の笹団子で、手作業で絵付けされた微妙に表情の違う顔もかわいいと評判です。敷地内にある鏡ヶ池の周囲は、約1kmのバリアフリー遊歩道になっているので散策もおすすめ。※「笹雪だるま」は(株)入広瀬の登録商標です
DATA
住所:新潟県魚沼市大栃山356-2
電話:025-796-2500
https://www.instagram.com/michinoeki_irihirose/
魚沼産コシヒカリの米粉100%のバウムクーヘンが人気
お菓子工房まるみや
「お菓子工房まるみや」は、米粉を使ったお菓子を取りそろえる小さな菓子店です。看板商品は、魚沼産コシヒカリの米粉を100%使用したバウムクーヘン魚沼の木(写真)1404円。専属のパティシエが一層一層丁寧に焼き上げた逸品は、きめが細かいしっとりとした食感と米粉の優しい甘味が特徴です。昨夏には、バウムクーヘンの販売を主体とした「バウムクーヘン魚沼の木 小出店」もオープン。
DATA
住所:新潟県魚沼市親柄492-10
電話:025-799-2112
https://www.marumiya-net.com/
しっとりふわふわの生地が自慢の米粉のロールケーキ
大吾菓子舗
地元の食材を生かし、四季を感じられるお菓子作りがモットーの創業70年余の人気店「大吾菓子舗」。魚沼産のぜんまいが入ったぜんまい羊羹のほか、饅頭やプラリネなどの和洋菓子を多数取りそろえています。地元の魚沼産コシヒカリを特別製法で米粉にして使用した米粉ロール(プレーン)950円は、しっとりふわふわの生地とたっぷり入ったバタークリームが特徴です。
DATA
住所:新潟県魚沼市堀之内322
電話:025-794-2129
https://uonuma-daigo.ocnk.net/
あたり一面が銀世界になる冬の魚沼市。当然寒さは厳しいですが、雪景色を見ながら温かい温泉で癒される雪見露天などを楽しめる貴重なシーズンでもあります。おいしいお米スイーツと共に、今しかできない雪見露天も堪能して、冬の魚沼市を満喫してください。
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