東北の玄関口、福島県の北部に位置する福島市。温泉と果物が有名で、福島三名湯と呼ばれる、松尾芭蕉など多くの偉人にも愛された“福島の奥座敷”飯坂温泉、自然豊かな磐梯朝日国立公園内にあり、1400年以上の歴史を誇る土湯温泉、極上の硫黄泉を100%源泉かけ流しで堪能できる高湯温泉を擁する、寒い冬にこそ訪れたい街です。
もう一方の名物では、フルーツ王国とも称される福島市。夏は暑く、冬は寒い福島盆地の気候風土が年間を通してみずみずしくおいしい果物作りを可能にしています。観光果樹園や直売所が軒を連ねる、通称“フルーツライン”も人気の市内で冬に楽しめるフルーツといえば、イチゴ。今回は、冬のフルーツの代表格、イチゴを食べ放題で楽しめるうえ、自慢の温泉へも好アクセスの人気スポットを2つご紹介します。
甘~いとちおとめを食べ放題で楽しめる飯坂温泉近くの老舗農園
安兵(あんびょう)いちご園
飯坂温泉へもほど近い、約300年続く老舗農園「安兵いちご園」では、5月31日(金)までイチゴ狩りを楽しむことができます(要予約)。こちらで味わえるイチゴは、ブランドイチゴのとちおとめ。現在18代目の園主が愛情を込めて育てるとちおとめは、糖度が高くジューシーでとにかくおいしいと評判です。イチゴが人の目線の高さにある高設栽培なのでもぎ取りやすく、広めに取られた通路はベビーカーのまま入ることができるのもうれしいポイント。30分間食べ放題で楽しめるイチゴ狩りの料金は、中学生以上1700円、小学生1300円、3歳以上700円、3歳未満無料です(2月21日<水>以降は料金変更)。
DATA
住所:福島県福島市飯坂町沢田3
電話:024-553-2945、090-1061-5505
https://www.f-kankou.jp/experience/1987
新品種・ゆうやけベリーも楽しめる土湯温泉近くのイチゴ園
四季の里いちご園
土湯温泉まで車で約8分の場所にある「四季の里いちご園」では、5月下旬までイチゴ狩りを開催しています(先着順)。こちらでは、とちおとめのほか、福島県が開発した新品種のゆうやけベリーも栽培。数に限りがあるので事前の問い合わせがベターですが、酸味が少なく、甘味と香りが強いイチゴは必食です。また、こちらも高い場所に実がなる高設ベンチ栽培なので、立ったままイチゴ狩りが楽しむことが可能。30分間食べ放題のイチゴ狩りの料金は、中学生以上2000円、小学生1800円、3歳以上1200円、3歳未満無料です(5月11日<土>以降は料金変更、ゆうやけベリーは通常料金プラス500円)。土湯こけしの絵付け体験などが人気の広大な農村公園「四季の里」が隣接。
DATA
住所:福島県福島市荒井水林21-2
電話:024-593-5715
http://www.ichigoen.jp
現在、福島市では、市内の宿泊施設に泊った人を対象に、抽選で“福島市のイチオシ名産品”が当たる「福島市へのご宿泊『ありがとう』キャンペーン」を3月31日(日)まで開催中。こちらもチェックして、冬の福島旅を思いっきり楽しんでください。
- イチゴがなくなり次第終了。イチゴの生育状況や天候、時期により、開園日、時間、料金などが変更になる場合がありますので、ご利用の前に必ずお問い合わせください。記事内の価格は2月13日現在、すべて税込です。