連載 / レジャー

• 魚沼市

絶景や自然体験にバイクグランピング…。魚沼市で思い思いのキャンプを満喫♪

2024年8月13日 12:00 更新

文●越智龍二　イラスト●サタケシュンスケ

新潟県の南東部に位置し、4県にまたがる人気観光スポット「尾瀬国立公園」へ新潟から向かう際の出発点となる魚沼市。日本一とも評されるブランド米「魚沼産コシヒカリ」が育つ自然豊かな街ですが、実は絶景の宝庫としても知られています。夏の尾瀬はもちろんですが、今注目されているのが、例年6月中下旬～11月上旬頃見られる「枝折峠の滝雲」。大河のような雲海が山肌に沿って谷へ流れ落ちる幻想的な風景は、「一生に一度は見たい絶景」と言われています。

緑豊かな山や川、昔ながらの田畑など、日本の原風景が点在する市内には、美しい景色と共に楽しめるアクティビテイも充実。なかでも普段は見られない湖面からの絶景が見られる「奥只見湖」でのカヌーやSUP体験、木の上からの景色に心を奪われる「越後ハーブ香園入広瀬」でのツリークライミング体験などが人気です。また、雄大な自然を享受できるキャンプ場も多く、今回はいろいろなシチュエーションに合わせた5つのキャンプ場をご紹介します。

冷房付きのハウスで暑さを気にせず手軽なキャンプが可能

キャンピングパーク神湯

日帰り温泉「神湯とふれあいの里」に隣接した「キャンピングパーク神湯」は、テントサイトのほか、冷暖房付きのトレーラーハウスやソフトハウスなどを完備したキャンプ場です。夏の暑さを気にせず心地よいキャンプが満喫できるほか、テントやBBQグリルなどもレンタル可能で、手軽なキャンプを楽しみたい人に人気。8月18日（日）には、「神湯とふれあいの里」の駐車場にて、夏祭りを開催予定です。

キャンプ初心者やバイカーに人気のキャンプ場

大白川キャンピングベース

手ぶらも持ち込みもOKのBBQや、キャンプ用品のレンタルも豊富でファミリーキャンプなどが楽しめる「大白川キャンピングベース」は、キャンプ初心者に加え、バイカーにも人気があります。シングルテント、バーベキューグリル、バイク置き場が一体となったバイクグランピングが話題で、もし車で訪れた場合でもバイクをレンタルして大自然のなかを疾走する爽快感を味わうことができます。隣接する「浅草山荘」は日帰り入浴も可能。

開放感抜群のキャンプ場は夜の星空観賞も人気

越後ハーブ香園入広瀬 オートキャンプ場

「越後ハーブ香園入広瀬 オートキャンプ場」は、季節ごとのハーブや花が見られる高台の公園に隣接したオートキャンプ場です。各区画に水洗トイレや電源コンセントなどが完備されているほか、共同スペースには温水シャワーやコインランドリーもあり、女性やキャンプ初心者でも安心。公園内の総合案内所では、ハーブを使った石けん作りや木工クラフト体験などの各種体験プログラムも充実しているので、夏休みの思い出作りにもぴったり！

誰もが楽しめるキャンプ場は自然と触れ合う体験プログラムも豊富

福山峠のふるさと広場

キャンプ場のほか、調理室やシャワーを完備した体験交流センターもある「福山峠のふるさと広場」。広大なキャンプ場はグループ向けのフリーサイトエリア、ソロ向けのオートサイトエリアに分かれているため、誰でも気兼ねなくキャンプを楽しめると評判です。もともと市の森林資源を活かした体験や自然学習を行う場として造られているので、炭焼き・木工品作りなどの物づくり体験や、そば打ち・農作物収穫・樹木観察といった自然体験などのプログラムが豊富にそろっています。

雪解け水の川遊びも楽しめるロケーション自慢のキャンプ場

銀山平キャンプ場

国定公園内の自然豊かな立地に恵まれた「銀山平キャンプ場」は、奥只見湖や荒沢岳が目の前に広がる抜群のロケーションが自慢。広大なフリーサイトや電源付きのオートキャンプ場がそろう場内では、吊り橋やブナ林遊歩道などを散策したり、中荒沢川での川遊びを楽しんだりできます。川の上流には万年雪があり、夏でも冷たい水の中で川遊びができるのもおすすめポイント。源泉露天風呂「かもしかの湯」が併設。

豚の生ホルモン（モツ）を下茹でせずに生のまま焼いて食べる「生モツ」の食文化がある魚沼市。独特のプリプリとした食感が楽しめるソウルフードは、魚沼市民のBBQには欠かせない食材です。市内には独自の味付けにこだわる専門店もそろっているので、その味を気に入ったら生モツ店巡りも楽しんでみては？

※写真はイメージです。