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約4000発の花火が圧巻の「三条夏まつり」など、三条市の夏を彩る3つのイベント

2023年7月25日 12:00 更新

文●越智龍二

新潟県の中越地域に位置する、金属加工業の盛んな“ものづくりのまち”三条市。Snow Peak、CAPTAIN STAGなど有名アウトドアブランドの拠点がある市内には、両社が手がけるキャンプ場のほか、豊かな自然のなかで楽しむサイクリングやトレッキング、渓流釣りやラフティングなどの夏遊びスポットも数多くそろっています。

夏遊びスポットが人気の三条市の夏を象徴するのが、市内の夜空を花火で彩る「三条夏まつり」です。例年、市外からも多くの人が訪れる地域の一大イベントのほか、下田地区で行われるユニークな「しただふるさと祭り」、“ものづくりのまち”ならではの催しがそろう「燕三条じばさんお盆フェア」も合わせ、市内で行われる3つの夏イベントをご紹介します。

会場近くから打ち上げられる約4000発の花火はド迫力！

三条夏まつり

次々と打ち上がる約4000発の花火が圧巻の「三条夏まつり」は、8月上旬の週末に行われる三条市の夏の風物詩です。凧ばやし踊りと六角巻凧の勇壮なパレード「凧（いか）と凧ばやし踊り」と、三条音頭や三条おけさに合わせて踊る「市民民謡踊り流し」からスタートし、2日目の夜には尺玉やスターマインの連発、ナイアガラなどが夜空を彩る「大花火大会」を実施。

大人も子どもも一緒になって大蛇を担いで元気に行進！

しただふるさと祭り～雨生（まおい）の大蛇祭

「しただふるさと祭り～雨生の大蛇祭」は、市内下田地区で行われる大人も子ども楽しめる夏祭り。大蛇を模した神輿をみんなで担いで行進する雨生の大蛇祭のほか、特設イベント会場では石投げ全国大会や歌と踊りのステージ、凧揚げなど多くの催しが行われます。こちらもナイアガラなど約100発が打ち上げられる花火大会がフィナーレを飾ります。

三条鍛冶職人による包丁研ぎや体験コーナーで“ものづくり”を体感

燕三条じばさんお盆フェア 2023

“ものづくりのまち”ならではのイベントが多数行われるのが、道の駅燕三条地場産センターで開催される「燕三条じばさんお盆フェア2023」です。期間中は毎日日替わりで地元のものづくりメーカーによる実演販売が行われるほか、三条鍛冶職人による包丁研ぎ（11日のみ）、木の葉の箸置きづくりや鎚起銅器（ついきどうき）づくり、スプーン磨き体験などの体験コーナーも登場予定。

「日本の棚田百選」にも選ばれる北五百川の棚田やハヤブサが生息する高さ200m以上の奇岩・八木ヶ鼻などの絶景スポットのほか、大久保の清水など多くの自然湧水スポットを有する自然豊かで“癒され度”の高い三条市。その八木ヶ鼻を眺めながら入浴できる温泉を楽しんだり、キレイな水や空気が育んだおいしい食べ物や地酒を味わってのんびり過ごせば、日ごろのストレスも吹き飛ぶはずです。

※写真はイメージです。内容は変更になる場合があります。