岩手県立美術館は2月20日まで開館20周年記念「菅木志雄展〈もの〉の存在と〈場〉の永遠」を開催している。
現代美術家の菅木志雄は、1960年代末から70年代の日本に起きた美術動向「もの派」の作家として知られている。
本展では、過去に岩手で発表された作品や今回のための最新作も交え、インスタレーション、レリーフ、ドローイング、写真、アクティヴェイション(作家によるパフォーマンス)の記録映像など多岐に及ぶおよそ120点の作品を、10年毎の時代に区分し通覧しながら、菅の半世紀以上にわたる制作活動を振り返るという。
なお、開館20周年を記念する本展は、展示室内だけでなく、グランド・ギャラリー、屋外展示スペース等、全館で展開される。
DATA
会期:2月20日まで
時間:9時30分~18時(入館は17時30分まで)
休館日:月曜
観覧料:一般 1000円、高校生・学生 600円、小学生・中学生 400円
※20名以上の団体は割引あり/療育手帳、身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳を提示した人、および付き添いの1名は半額