栃木県立美術館では、「日本画のゆくえ-継承と断絶・模倣と創造」を3月21日まで開催中。
幕末から明治への転換期に、国の近代化は日本の絵画界にも押し寄せた。18世紀後半には西洋画の画法を取り入れた洋風画が現れ、日本絵画の近代化が進んだ。その西洋絵画(日本における洋画)の対概念として、国の名を冠した「日本画」という用語が明治20年代には定着したといわれている。
本展では、現在日本画家として活動する気鋭の画家たちによる作品を展示。明治・大正・昭和の激動期から平成を経て令和に至る「日本画」が、その歴史上に今も存在するのか、それともピリオドを打ったのか、もしくは「新しい日本画」が誕生したのかということを問いかける。
DATA
「日本画のゆくえ-継承と断絶・模倣と創造」
会場 栃木県立美術館 企画展示室
期間 3月21日まで
休館日 月曜日(3月21日は開館)
時間 9時30分から17時(入館は16時30分まで)
住所 栃木県宇都宮市桜4-2-7
料金 一般900円、大高生600円、中学生以下無料
TEL 028-621-3566