仙台文学館では6月26日まで、特別展「椎名誠 旅する文学館 in 仙台 2022」を開催中。
作家・椎名誠は、1979年にエッセイ集『さらば国分寺書店のオババ』でデビューして以来、40年以上にわたり約300冊にのぼる著書を世に送り出した。なかでも「旅」をテーマにした作品群は椎名の代名詞ともなっており、少年時代に探検記を愛読した椎名は、作家となってから国内外各地に足を運び、その風土や人々の暮らしを体当たりで取材。それらの体験を独自の文体で綴った著作には数多くのファンが存在する。
今回の展示では、椎名の旅の軌跡をたどりながら、旅で手に入れた品々や自身が撮影した写真などを通して、椎名作品の魅力と旅の醍醐味を伝える。また、若い頃に制作した雑誌、取材ノートなど、作家の息づかいが感じられる資料を公開。
DATA
開催期間:6月26日まで
開館時間)9時~17時(入場は16時30分まで)
休館日 :毎週月曜日、5月26日、6月23日
会場 :仙台文学館 企画展示室
観覧料 :一般810円/高校生460円/小・中学生230円(各種割引あり)