秋田県立美術館は7月3日まで特別展「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」を開催している。
大正から昭和にかけて活躍した木版画家・川瀬巴水(1883~1957)。日本全国を旅し、庶民の生活が息づく四季折々の風景を描いた巴水は、「旅情詩人」「昭和の広重」とも呼ばれ、今日まで多くの人に愛され続けている。
本展では「旅みやげ」や「東京二十景」など、まとめて見る機会の少ないシリーズ(連作)を中心に紹介。日本の風景を詩情豊かに描いた作品が、観るものに郷愁や安らぎをもたらす巴水版画の世界へと誘うという。
DATA
会場 :秋田県立美術館
期間 :7月3日まで
入館料:一般1000円(800円)/高・大学生800円(600円)/中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
※障がい者手帳持参の人と付添1名は半額