八戸市美術館は7月2日~8月29日、「まるごと馬場のぼる展 描いた つくった 楽しんだ ニャゴ!」を開催する。
絵本「11ぴきのねこ」シリーズで知られる漫画家・馬場のぼる(1927〜2001)をさまざまな側面から紹介する展覧会。青森県三戸町に生まれた馬場は、1948年に漫画家としてデビューし、翌年上京。その後、子ども向けの雑誌で本格的に活動を開始し、連載漫画『ポストくん』が評判となり、瞬く間に人気漫画家となる。1967年に刊行された『11ぴきのねこ』(こぐま社)は、今でも世代を超えて愛され続けている。
本展では絵本や漫画の原画類、50年分のスケッチブックなどに加え、漫画に熱中していた幼少期や青年期の貴重なノートやイラストなども合わせて紹介。また、楽しみのために制作した絵画や立体作品のほか、馬場を取り巻く交友関係も紹介する。また、期間中は講演会、鑑賞会、読み聞かせの会なども開催。
DATA
開催期間:7月2日〜8月29日
開館時間:10時~19時(入場は18時30分まで)
休館日 :火曜日(祝日の場合はその翌日)
会場 :八戸市美術館ホワイトキューブ他
観覧料 :一般1000円/高校生・大学生500円/中学生以下無料
※団体料金あり
※障がい者手帳などの提示で本人および介助者1名半額