石川県立美術館は6月25日~7月24日の期間、「生誕150年記念 板谷波山の陶芸」を開催する。
理想の作品づくりのためには⼀切の妥協を許さないという強い信念により、端正で格調⾼い作品を数多く手がけた陶芸家・板谷波山は近代日本陶芸の発展に大きく寄与し、昭和28年(1953)には、工芸家として初の文化勲章を受章している。板谷が生み出した「葆光彩磁(ほこうさいじ)」の作品群は、今もなお私たちを魅了している。生誕150年を迎える節目の年に開催される本展は、より多くの人々に波山の類まれなる芸術世界を紹介。
関連行事として、講演会「板谷波山~近代陶芸界における役割とその成果」(6月25日)、土曜講座「波山と石川」(7月9日)、映画上映会「HAZAN」(7月10日)も開催される。
DATA
開催期間:6月25日~7月24日
※会期中無休
開催時間:9時30分~18時(入場は17時30分まで)
会場 :第7展示室、第8展示室、第9展示室
観覧料 :一般1000円/大学生800円/高校生以下無料・65歳以上800円
※団体料金あり、障がい者手帳などの提示により本人および付き添い1名無料