山形美術館は7月15日~8月28日の期間、「ますむらひろし展」を開催する。
山形県米沢市出身の漫画家ますむらひろし(1952年生まれ)の画業を紹介する展覧会。ますむらひろしは県立米沢興譲館高等学校を卒業後、デザイン学校に入学するため上京し、1973年に週刊少年ジャンプで「霧にむせぶ夜」が手塚賞に準入選しデビュー。猫のヒデヨシと個性豊かな仲間たちが繰り広げる漫画「アタゴオル」シリーズは宮沢賢治が提唱した「イーハトーブ」の精神を作家独自の感性で受けとめて展開し、多くのファンを獲得しました。また宮沢賢治の物語を漫画化した「銀河鉄道の夜」は80年代に初めて取り組んでから現在の最新作に至るまで、ますむらのライフワークとなっている。
本展では「アタゴオル」「北斎」「宮沢賢治」といった多彩なますむらワールドに加えて、山形関連の作品も紹介。地元が生んだ独創的で愛情溢れるますむらひろしの世界をじっくり楽しめる。
DATA
開催期間:7月15日~8月28日
休館日 :毎週月曜日(ただし7月18日は開館、翌7月19日は休館)
開館時間:10時〜17時(入館は16時30分まで)
入館料 :一般1200円/高大生600円/小中生400円
※団体料金あり、前売りあり
※会期中の土曜日は小中生の観覧料無料
※障がい者手帳の提示で本人および付添者1名は当日料金の半額
※山形美術館キャンパスメンバーズ制度登録校の学生は学生証の提示により無料