高岡市美術館は7月29日~8月31日、企画展「リアル(写実)のゆくえ 現代の作家たち 生きること、写すこと」を開催する。
近年あらためて注目される、細密表現の「写実」。明治期の日本美術では、西洋から移入した写実と日本固有の表現が拮抗・共存した。本展では、現代にも息づくそうした日本独自の写実の系譜を検証し、見世物興行で人気を博した松本喜三郎らの「生人形(いきにんぎょう)」などを導入部として、新たなリアルを模索する現代美術のゆくえを探る。
関連イベントとして、特別対談「“リアルのゆくえ”の未来」(8月20日)や担当学芸員によるトーク(8月27日)も開催(いずれも事前申込制、聴講無料)。
DATA
開催期間:7月29日~8月31日
休館日:月曜日(月曜日が祝・休日の場合は開館し翌平日に休館)
※8月15日は臨時開館
開館時間:9時30分~17時(入館は16時30分まで)
観覧料 :一般1000円/大学生700円/高校生500円/中学生以下無料
※団体料金あり
※障がい者手帳などの提示により本人および付き添い1名半額