長野県長野市の長野県立美術館では、展覧会「発見された日本の風景」を4月9日まで開催中。
明治時代に日本を訪れた外国人画家たちは、西洋とは異なる日本の文化や風俗に興味を抱き、その様子を描いた。また、国内では水彩画が流行し、日本人画家たちも旅をし、各地の風景や暮らしを描きとめた。
本展では、コレクターの高野光正氏が海外で収集した200点を超える水彩画や油彩画によって、当時の国内外の画家たちが発見したかつての日本の姿を紹介する。これらの中には、日本に水彩画を広めた3人のイギリス人画家アルフレッド・イースト、ジョン・ヴァーレー・ジュニア、アルフレッド・パーソンズをはじめ、現在の東御市祢津で生まれた丸山晩霞の描いた水彩画も含まれている。
DATA
「発見された日本の風景」
会場 長野県立美術館 展示室1・展示室2・展示室3
期間 4月9日まで
休館日 水曜日
時間 9時~17時(展示室入場は16時30分まで)
住所 長野県長野市箱清水1-4-4
料金 一般1200円、大学生および75歳以上1000円、高校生以下または18歳未満無料
TEL 050-5542-8600(ハローダイヤル)