新潟県三条市の三条八幡宮では5月14日・15日の2日間、「三条祭り」を開催する。
三条の鎮守、八幡宮の春季例大祭として催される三条祭りは、10万石の格式をもつ大名行列で知られる伝統行事。1822年(文政5)村上藩主内藤信敦が京都所司代となったのを三条郷民が祝って10万石格式の行列を模して神輿渡御を行なったのが、その始まりとされている。
大名行列の後、親が、子供の無事成長を祈って2歳〜3歳の子供を肩車に乗せ、神輿、太鼓とともに八幡宮社殿を3周して拝殿に納まる「舞込(まいこみ)」は、毎年多くの観光客を集めるという。
DATA
■三条祭り
開催日時:5月14日 宵宮 夕方~/5月15日 大名行列 12時45分〜、舞込 17時〜
開催地:三条八幡宮(新潟県三条市八幡町12-18)