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盛岡市に残る町家の魅力を発信 「町家の日 2024」3月2日～10日開催

2024年2月27日 12:00 更新

盛岡市内各所にて3月2日～10日、「町家の日 2024」が開催される。

「町家の日」とは、京町家を借りたい人／貸したい人／買いたい人／売りたい人のための市民ネットワーク組織「京町家情報センター」が主催し、2017年にはじまった取り組み。全国に残る町家（町屋・長屋・商家など）の魅力を発信すべく、毎年3月8日を町家の日に設定し、前後1週間を「町家Week」として、京都を中心に、町家に興味を持ってもらうきっかけづくりを進めてきた。今年は京都・姫路・大津・金沢・越後高田・新潟市・盛岡で150以上の町家に関するイベントが催される予定。

盛岡市では、江戸から明治時代にかけて北上川舟運の起点である奥州街道や宮古等街道の城下玄関口として重要な場所だった鉈屋町。町人の職住一体の居住形式の盛岡町家では「こみせ」が変化し内土間化した柱持ちの下屋をもち、道路と平行に屋根の棟を持つ「平入り（ひらいり）」のまち並みをつくっている。市内各地の町家所有者、店舗が開催するイベントが予定されている。