さいたま市岩槻人形博物館は10月4日から11月30日まで、開館5周年記念特別展「THE 岩槻の人形史―受け継がれし人形、ここに見参!―」を開催する。岩槻区誕生20周年もあわせて記念し、“人形のまち 岩槻”の歴史と魅力を紹介する初めての展覧会となる。
会場では、江戸時代の古文書や総絵図、土製人形、幕末期の人形屋の請求書などが展示され、天保年間に作られたとされる人形神輿も初公開される。雛人形や江戸木目込人形、現代の岩槻人形など、多彩な作品が一堂に集結し、伝統の技と文化を体感できる。
関連イベントとして、学芸員によるスライドトーク「深掘り!岩槻の人形」を10月26日と11月16日に実施するほか、10月18日、11月9日、11月24日には展示解説も行う。また「IWATSUKI NINGYO EXPO」と題し、職人の実演やワークショップを通じて和の文化を楽しめる企画も用意されている。
DATA
THE 岩槻の人形史―受け継がれし人形、ここに見参!―
会場:さいたま市岩槻人形博物館
期間:10月4日~11月30日
休館日:月曜日 ※10月13日、11月3日、24日は開館
時間:9時~17時 ※入館は閉館時刻の30分前まで
住所:埼玉県さいたま市岩槻区本町6-1-1
料金:一般300円、高校生・大学生・65歳以上150円、小学生・中学生100円
※障害者手帳を持つ人と、付き添い1名は半額
※「着物で岩槻」割引:会期中に着物で来館すると観覧料が無料にる
TEL:048-749-0222