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白・黒・金銀「基本の色」だけでこんなにも心は震える! 長野市・北野美術館『絵画を彩る日本の色』冬季展が開催

絵画の魅力は、カラフルで豊富な色彩にある! そう思ってる方、けっこう多いのでは? 長野市の北野美術館で始まった冬季展は、そんな私たちの固定観念を鮮やかに覆してくれます。

 白、黒、金、銀。古来より日本人が特別な意味を見出してきた「基本の色」だけで、これほどまでに魂が揺さぶられるとは!  墨が描く静寂、金銀が放つ荘厳な光、そして白がもたらす崇高な余白。色を削ぎ落としたからこそ際立つ絵画の奥深さ。

今回は、長野市・北野美術館で開催中の「色」をテーマにした企画展シリーズの最終節、冬季展をご紹介します。

北野美術館で色彩の奥深さを探る旅へ

長野県長野市にある北野美術館では、「色」をテーマにした、「絵画を彩る日本の色」展シリーズを開催中です。本展は、作品を彩る「色」に着目し、夏季「青・緑・紫」、秋季「赤・黄・茶」、冬季「白・黒・金銀」の3期にわたり、日本の伝統的な色彩感覚の豊かさを探る企画です。

11月22日からは、シリーズを締めくくる冬季の展示「白・黒・金銀」が開催しています。

狩野探幽《富士》 北野美術館蔵

雲や雪の色であり、純粋さや神聖さの象徴とされる「白」

 墨や漆黒の闇の色であり、力強さや洗練された印象をもたらす「黒」

 富や豊かさの象徴として、作品に豪華絢爛たる輝きと格調を与える「金」と「銀」

これらの色が作品のなかでどのような効果や役割を発揮しているのか、色にまつわる文化的なエピソードにも光を当てながら、それぞれの色が持つ奥深い世界が展観されます。

酒井抱一《白牡丹図》 北野美術館蔵
菱田春草《寿老》北野美術館蔵

展示作品は日本画と洋画を中心に彫刻、工芸・書の合わせて全90点が展示予定となっており、作品鑑賞としても幅広い作品が楽しめます。

展示会の他にも美術館イベントとして、学芸員による「学芸員おススメ作品トーク」や、「オリジナル缶バッチ作り」、それから冬季展期間12月に行われる特別イベント「新春開運だるまを作ろう」などもおすすめです。

冬の空気に似ている無彩色の世界と、荘厳な輝きが作り出す「美」を楽しみながら
日本の伝統色が持つ力と美しさを再発見してみませんか?

DATA

展覧会名:北野美術館 冬季展示・シリーズ 絵画を彩る日本の色「白・黒・金銀」
開催期間: 2025年11月22日(土)~2026年2月15日(日)
開館時間: 9:30~16:30(11月末までは17:00閉館・最終入館は閉館の30分前まで)
休館日:毎週月曜日(ただし11/24, 1/12は開館)、11/25(火)、1/13(火)、年末年始(12/29~1/3)
会場:北野美術館
住所:〒381-0101 長野県長野市若穂綿内7963-2
観覧料:一般700円、大学・専門・高校生500円、中学生以下無料

旅行などでお越しの際には、居住地並びに行先の地域の自治体が求める要請内容、国の新型コロナウイルス感染症対策サイト等を必ずご確認ください。
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