
来ました! 大好きなぶりが美味しい季節!! うれしすぎる!!!
ぶりは、漁獲される時期によって脂の乗り具合が異なります。「寒ぶり」は冬の最も脂が乗った時期に漁獲された天然のぶりを指す特別な呼称なんです。中でも、富山県氷見市で水揚げされる寒ぶりは、格別美味しいということで、「ひみ寒ぶり」として漁獲量や大きさ(7kg以上など)に一定の基準を設けてブランド化されています。
氷見の寒ぶりが美味しい3つの理由
全国にファンを持つこの逸品が、なぜ他の追随を許さないほど別格なのか? 今回は、その秘密に迫る3つの理由をご紹介。
1.絶好の立地と餌の豊富さ
冬になると、ぶりは産卵のために北海道から南下してきます。そのぶりたちが、能登半島にぶつかって富山湾に入り込むため、氷見では、最も脂が乗った状態のぶりが捕獲できるんです。しかも、 北アルプスからの栄養豊富な水が流れ込み、多くの餌が集まる富山湾は「天然のいけす」状態で、ぶりにとっても最高の餌場になっているんです。
2.定置網漁と鮮度保持
氷見の漁場で行われている定置網は、魚にストレスを与えにくく、鮮度を保ちやすい漁獲方法です。また、漁場が漁港から近いため、獲れたての新鮮な状態を保てます。
水揚げされたぶりは、船上で氷水で仮死状態にする「沖締め」や、神経を締める「神経締め」で、臭みが少なくうま味が凝縮され、身の質を向上させているんです。
3.「ひみ寒ぶり宣言」と品質管理
最後にブランド化。ただでさえ美味しい氷見のぶりの中でも、厳しい基準(6kg以上など)を満たしたぶりにだけ「ひみ寒ぶり」のブランド名が与えられるので、「ひみ寒ぶり」と呼ばれているのは、特に選ばれしエリートぶりだけなんです!

一口食べれば忘れられない、至福の体験があなたを待っています! 今回はそんな「ひみ寒ぶり」の魅力と、現地で最高の美味しいに出会えるフェアについてご紹介します!
本場でしか味わえない、多彩な“ぶりづくし”体験

富山県氷見市では、令和7年12月1日(月)〜 令和8年2月28日(土)の期間、市をあげて「ひみぶりフェア」を開催中です。旅館、民宿、ホテルから、割烹、寿司店、居酒屋まで、様々な参加店が趣向を凝らした自慢のぶり料理の数々が!氷見での旅のスタイルに合わせて、最高の一皿を見つけることができます。
「ひみ寒ぶり」のブランドを得るには相応に厳しい基準がありますが、実際に一口食べればその身の締まりと上品で濃厚な脂のりが本当に格別。その味わいは、まさに風格漂う海の幸の王様です。
そしてそんな「ひみ寒ぶり」を、現地の多彩なぶり料理で味わい尽くす「ぶりづくし」を体験できるのがこの「ひみぶりエファ」。
とろけるような舌触りの「お刺身」、出汁にさっとくぐらせることで甘みが一層引き立つ「ぶりしゃぶ」、そして、芯までじっくりと味が染み込んだ「ぶり大根」。他にも、香ばしい「焼き物」や職人技が光る「お寿司」などなど地元のどんな調理法でもその圧倒的な美味しさを堪能できます。

最高の美食体験を確実にするための、旅のヒント
「ひみ寒ぶり」は、天然の漁獲のため、人の手ではコントロールできない、まさに自然の恵みそのものです。その日の天候や海の状況によって水揚げ量は大きく変動します。最高の状態で寒ぶりを味わうためにも、そして大変混み合うシーズンをスムーズに楽しむためにも、来店の前には必ずお店へ直接お問い合わせの上、ご予約されることを強くおすすめします。特に旬のピークである12月から1月にかけては、早めの計画と予約が、最高の食体験への鍵となりますのでご注意を!
さあ、この冬は旬の本場・氷見で、「ひみ寒ぶり」を心ゆくまで堪能しに行きましょう!
DATA
第14回 ひみぶりフェア
期間:令和7年12月1日(月)~ 令和8年2月28日(土)






























