
灯ろうの灯りって、幻想的ですよねぇ…。
今回は、忙しかった1年間を振り返るこの季節にぴったりな、心と体を癒やしてリフレッシュするのにおすすめのとっておきの場所をご紹介します。
それは、長野県上田市にある「鹿教湯温泉(かけゆおんせん)」! 健康の湯として知られるこの温泉地で、冬にしか出会えない「氷灯ろう」がめちゃめちゃ幻想的なんです!
小さなろうそくの光と、炎の熱で少しずつ溶けていく氷でできた灯ろうが、鹿教湯温泉街の道沿いにずらりと灯りをともして、夜のお散歩が物語の世界みたいにワクワクしちゃいます。氷と炎のあたたかい光はイルミネーションにも負けない美しさ。
冬の上田だけの幻想的なイベントですよ!
日常を離れ、心をリセットする非日常の体験
長野県上田市にある鹿教湯温泉にて令和7年12月26日(金)〜 令和8年1月31日(土)の期間、「氷灯ろう夢祈願」が開催されます。
本イベントは氷で作られた「氷灯ろう」に蝋燭をともして飾る幻想的なイベント。鹿教湯温泉の由来となった鹿の姿で猟師に出湯を教えたという文殊菩薩が祀られた文殊堂から、現世と神の世界を結ぶといわれた五台橋、鹿教湯温泉街へと続く道筋が照らされています。
氷灯ろうによって照らされた道筋は、言い伝えもあるせいかより神秘的な雰囲気を感じられそうです。

また、このイベントの醍醐味は、見るだけではない「体験」にあります。期間中毎日、午後4時30分から行われる氷の灯ろうの点灯体験に、予約なしで無料で参加できます。昼と夜が移り変わる一瞬に、自分たちの手で温泉街の風景を変えていくという体験は、ぜひやってみたいですね!

心と体を癒す「杖要らずの湯」
江戸時代から「杖要らずの湯」として親しまれ、古くから多くの人々の神経痛や関節痛を癒してきた鹿教湯温泉。効能豊かなこの湯は、国の国民保養温泉地にも指定されており、訪れる人の心と体をほっこりと癒す力を持っています。
灯ろうがともる時間まで、素朴で趣のある温泉街をゆったりと散歩しながら、ふらりと立ち寄れる共同浴場「文殊の湯」でぽかぽかに温まるのも、この地ならではの楽しみ方です。温泉街を見守る文殊菩薩に願いを込めた絵馬(氷絵馬、700円)を灯ろうに飾ることもできます。
忙しい日常をちょっとだけ離れ、歴史ある温泉地で、心身ともにリフレッシュする旅はいかがでしょうか。
DATA
氷灯ろう夢祈願
開催期間:令和7年12月26日(金)~ 令和8年1月31日(土)
開催時間:午後4時30分から午後9時頃(ロウソクの灯が消える)まで
場所:長野県 鹿教湯温泉 文殊堂・薬師堂周辺湯坂~共同浴場(文殊の湯)~五台橋~文殊堂~薬師堂
参加費用:無料(氷絵馬:700円も販売)






























