
もりおか歴史文化館にて1月31日まで、特別展「南部鉄器展 -暮らしの中の鉄器たち-」が開催中。
岩手県を代表する工芸品「南部鉄器」は、南部鉄器は盛岡市と奥州市で作られている鉄器の総称だが、旧盛岡藩である盛岡と旧仙台藩である水沢ではそれぞれ異なる歴史を持ち、現在に受け継がれている。盛岡では、藩内で鉄器作りに必要な鉄や砂、木炭などを得られる好環境と、藩主である南部家の奨励のもと江戸時代に発展を遂げ、お抱えの釜師や鋳物師たちは互いに技術を研鑽しあいながら数多くの鉄器を作り、時の藩主は「在所細工(※盛岡藩の職人が作った品)」の茶釜や鉄瓶を幕閣や他の大名に贈っていた記録が残されている。
江戸時代が終わり藩の庇護を失った職人たちは大きな転換期を迎えるが、明治・大正・昭和・平成・令和と幾多の盛衰を繰り返しながら、今もなお伝統の技術を受け継ぐ職人たちが南部鉄器を作り続けている。
本展では、現役の南部鉄器職人たちが2025年度までに制作した作品が展示され、その時代や暮らしにあった姿形を模索し、常に進化を続ける職人たちが形作った鉄の姿や、そこに込められた思いを感じられるという。
過去の展覧会風景、出品作品




DATA
開催期間:~1月31日
開館時間:9時~18時(※入場受付は17時30分まで)
展示会場:もりおか歴史文化館 2階企画展示室
観覧料:無料
※1月17日と1月24日には「南部鉄瓶のお湯試飲会」(無料)を開催































