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毎年5月1日のたった1日だけ街に解き放たれる「動く美術館」! 400年の歴史を持つ豪華絢爛なお祭り「高岡御車山祭」

富山出身の友人が、「高岡のお祭りは別格」と繰り返し言っていた意味がようやくわかりました。7基の御車山が一列に並ぶ光景は、写真で見ても壮麗ですが、その場に立ったらきっとものすごいインパクトだろうなと想像できます。

富山県高岡市で毎年5月1日に開催される「高岡御車山祭」は、秀吉・前田家ゆかりの御所車がルーツの、全国的にも極めて貴重な祭礼です。高岡が誇る金工や漆工の粋を凝らした7基の絢爛豪華な山車が街を練り歩き、正午の勢揃式では日本屈指の美しさを堪能できます。ユネスコ無形文化遺産にも登録された、歴史と芸術の共演は必見です!

日本にわずか5つしかない「2重の文化財」

2026年5月1日に富山県高岡市にて「高岡御車山祭り」が開催されます。高岡御車山祭は、毎年5月1日に開催される高岡関野神社の例大祭で、前日の4月30日には宵祭りも開催され、山車のライトアップもあります。

 豊臣秀吉ゆかりの御所車を前田利長が町民へ贈ったのが始まりとされ、高岡の金工、漆工、染色などの優れた工芸技術の装飾が施された日本でも屈指の華やかな山車(やま)です。江戸時代の名工達によって7基が揃っており、旧市街中心部を優雅な囃子とともに奉曳(ぶえい)巡行します。

 全国で5つしかない、国の重要有形文化財と無形民俗文化財の両方の指定を受けており、「高岡御車山祭の御車山行事」として、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。

祭りの大きな見どころは、高岡の伝統工芸技術(金工・漆工)が結集した絢爛豪華な7基の御車山です。優雅な囃子とともに旧市街を巡行し、正午にすべての山車が一堂に会する「勢揃式」の光景は圧巻の華やかさがあります。金工、漆工、彫刻、染織など、高岡の伝統産業の粋を集めた装飾が施されており、さながら「動く美術館」のようです。御所車形式の車輪には「鉾(ほこ)」と呼ばれる柱を立て、その上に色鮮やかな花笠や、町ごとに異なる「からくり人形」や「御神体」が乗っています。

伝統を色濃く残す「動く美術館」が、たった一日だけ高岡の街へ解き放たれる日、それが5月1日です。その場にいた人だけが知っている、あの空気を体験しに、ぜひ高岡へ足を運んでみてください。

DATA

高岡御車山祭り
日付:5月1日(金)本祭り11:00〜18:00(市内巡行)
   4月30日(木)宵祭り18:00〜21:00(ライトアップ展示)
場所:富山県高岡市山町筋・片原町周辺

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