
初夏の風が吹き抜ける金沢の浅野川。橋の上からふと見下ろすと、空ではなく川面を悠々と泳ぐ色鮮やかな鯉のぼりの群れが見られます。加賀友禅の彩りにも似たその光景は、どこか懐かしく幻想的。川風を感じながら春の午後をのんびりと過ごす──。そんな情緒たっぷりの一日を過ごせる、「浅の川・鯉流し」をご紹介します。
全国でも珍しい川に鯉のぼりを流す鯉流し
2026年5月3日に石川県金沢市で「浅の川・鯉流し」が開催されます。全国でも珍しい、普通は空に浮かんで風の中を泳ぐ鯉のぼりですが、ここでは、川に流れる鯉の姿を橋の上から見下ろすことができます。鯉流しは、主に、浅野川の梅ノ橋から浅野川大橋までの河川とその周辺で行われます。鯉流しのきっかけは、地元の有志が子どもたちのために企画したことが始まりとされ、現在では加賀友禅の「友禅流し」をイメージした催しとし実施されています。
ついでに甘い和菓子も
浅野川大橋近くには「ひがし茶屋街」というお茶屋が並ぶ通りがあります。川で泳ぐ鯉のぼりを眺めながら、美味しいお団子や和菓子をのんびり頬張って過ごしすのもおすすめです。
空ではなく川を泳ぐ、色鮮やかな鯉のぼり。金沢の春を象徴するこの幻想的な光景は、現地でしか味わえない感動です。贅沢な休息が楽しめる5月の金沢。春の情緒に満ちた街が、待っていますよ。
DATA
浅の川・鯉流し
開催日:2026年5月3日(日・祝) ※荒天の場合中止
開催時間:10:00~15:00
会場名:浅野川(梅ノ橋近くの河川敷)
住所:石川県金沢市橋場町周辺




































