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「これホントに私が撮った写真？」カメラロールに”エモい”が溢れる、1,000個の灯火が映し出すこれで見納めの札幌の冬景色「定山渓神社雪灯路」

2025年12月26日 14:00 更新

エモい写真・動画を撮りたい！というのは、現代人の共通する願望だと思いますが、実際エモい風景や景色に出会っても、なかなかきれいに残すことはできません。しかし！　ここに来れば誰でもエモいシーンを切り取ることが可能という、とっておきのスポットがあるんです！

今回は年明けから心温まる北海道・札幌の冬の風物詩、「定山渓神社雪灯路（ゆきとうろ）」をご紹介します。

雪と灯りのイベントは数あれど、定山渓の「雪灯路」はまた格別！　約1,000個のスノーキャンドルが輝く光景、想像しただけで震えます。これ、元は宿泊施設のおもてなしの心から始まった企画だそうで、そのエピソードだけでもう胸アツですよね。

　しかし実は、15年続いた今の形式は今回が最後なんですって。

札幌の冬の風物詩である「定山渓神社雪灯路」ですが、今季をもって、新たな形へと生まれ変わることが決定しており、現在の形での開催は幕を閉じることが決まっています。15年分のスノーキャンドルの伝統と、この壮麗な光景を直接目にできるのもこの冬が最後。絶対に見逃せないこの冬のイベントの一つです。

雪景色の温泉地で1,000のキャンドルに彩られた参拝

北海道・札幌の奥座敷、定山渓温泉にて2026年1月27日（火）〜2月3日（火）の期間、「定山渓神社雪灯路」(じょうざんけいじんじゃゆきとうろ)が開催されます。

本イベントは定山渓神社の境内に地元の人々が一つひとつ手作りした約1,000個のスノーキャンドルが飾られた幻想的なイベントです。イベントでは維持協力金として、高校生以上一人につき500円の入場料がかかりますが、定山渓エリアの宿泊施設に泊まると、無料で入場できるようになっています。

最初の開催から15回目の今期、札幌市の定山渓エリア、二見公園の改修に伴うリニューアルのため、現在の形式である“スノーキャンドルの雪灯路”は、2026年1月27日〜2月3日の開催をもって幕を閉じます。今回が「スノーキャンドルによる雪灯路」のラストを飾る特別な8日間となります。

手作りで灯る1,000の炎

雪灯路の魅力は、なんといってもその「手作り感」と温かさだと思います。もともとは温泉街の各ホテル・旅館が宿泊客を温かく迎えようと始めた「おもてなし」が原点のイベント。地元のホテル従業員や関係者が一丸となって、約1,000個のスノーキャンドルをひとつひとつ灯して作り上げた会場の空気はどこか優しく、訪れる人の心を解きほぐしてくれそうです。

伝統と進化が交差する「祈りの森」

さらにこのイベントを盛り上げてくれるのが、神社の森を彩るプロジェクションマッピング「祈りの森」。スノーキャンドルの奥に広がるデジタルと自然の融合……公式が「神秘」と謳うその景色、画像じゃなくて生で見たいに決まってます。

雪に覆われた木々が神秘的に光に照らされる光景は、まるで別世界に迷い込んだかのよう。凛とした冬の冷気の中で、自然とデジタルが共創する圧倒的な没入感を体験できるはず。

コラボイベント「雪灯路CAMPフェス ～みんなが集う焚火～」

そして極めつけ！ 本イベントとコラボ開催の「雪灯路CAMPフェス」。キャンドルイベントのほかに、焚き火やBBQもあります。そんなの絶対楽しいに決まってる！！

「定山渓神社雪灯路」のイベント期間、昨年も開催され好評だった「雪灯路CAMP フェス」が再び開催されます。国立公園内に位置する北海道札幌市「定山渓」の地で自然を愛し愛される有志でできたPROJECTグループ、Project JZK とコラボした本フェスでは、薪割体験、焚火体験、テントサウナ体験と、暖かい飲み物、食べ物で、雪灯路会場に温かいブースを届けてくれます。

15年続いたスノーキャンドルの伝統と、ワクワクするデジタルアートの両方を一度に楽しめるのは今期が最後です。ぜひこの冬、札幌・定山渓神社を訪れてみては？