
正直に言います。みなかみ町、想像の何倍も楽しかったです。
このレポートは基本的に1泊2日の旅の模様を、アクティビティ目白押し、おいしいものてんこ盛りでお伝えしているのですが、みなかみ町は、余裕であと3日は泊まってレポートできるくらいのポテンシャルがあります(って言うかもっと泊まりたかった!)。今回はそんなみなかみ町への旅で、特にワクワクできる情報を厳選してご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください!
つなぐ旅編集部が実際に東日本の市町村を訪れて、「ワクワクする」シーンを体験レポート。今回は群馬県みなかみ町の旅の様子をお届けします!(アウトドア編はこちらから)


みなかみ町には東京ドーム70個分の広さがある手作り体験ができる里山があります。そして利根川の上流に位置するみなかみ町は、なんといっても水がおいしい! 当然、蕎麦もお酒も美味なわけですが、ヨーグルトもスイーツもおいしいんです。予想外に自分用のお土産をたくさん買ってしまったみなかみ町のリポート、スタートです!

みなかみ町は、2005年に水上町、月夜野町、新治村の3町村が合併してできた、広大な町です。最寄りの新幹線停車駅は旧月夜野町の「上毛高原」。大宮から上越新幹線に乗って高崎の次、約45分で到着しました。近い。
上毛高原駅からタクシーで約16分、旧新治村エリアの「たくみの里」に向かいます。路線バスでも行けますが、ダイヤが2時間に1本ぐらいなのでご注意。
東京ドーム約70個分の里山テーマパーク

敷地はなんと東京ドーム約70個分! 一日歩いても回りきれません。たくみの里の特徴は、普通に生活している地元の方と観光客が共存していること。七宝焼きや竹細工、和紙などさまざまな手作り体験ができる工房が普通に暮らす地元の家々の間に、20軒以上点在しているそう。

入ってすぐにある掲示板には、その日に体験ができる工房(〜の家)は黒字、休業の工房は赤字で表示されています。営業中の工房は公式サイトでもチェックできます。

たくみの里のメイン通り「宿場通り」を歩きます。ここはかつて新潟へと続いた三国街道の宿場町。電柱は家の裏手に敷設して、通りの景観を守っています。もともと何もない農村だったこの土地に、町おこしを目的に5軒の家ができ、少しずつ家が増えていったのだそうです。

たくみの里にはお蕎麦屋さんが何軒かありますが、今回はその中から手打ち十割そば「八兵衛」さんに伺いました。たくみの里公式サイトには「1日限定50食」と書いてありますが、この日は30食でした。こちらは天ぷらも評判とのことで、迷わず「天ざるそば」1300円を注文。


ピカピカのそば。おいしい! ツルツルとのどごしがよく、いくらでも食べられそう。天ぷらはカラッと揚げたてで、こちらもおいしかった。地元の野菜を使っているそうで、この日はまいたけ、ズッキーニ、かぼちゃ、よもぎ、大根でした。
びっくりしたのはお水を飲んだとき。「え、おいしい」、思わずつぶやいてしまいました。お蕎麦屋さんでお水がおいしいと思ったのはたぶん初めて。そして2回おかわり。みなかみのお水がおいしいというのは本当でした。

食後に向かったのは、七宝焼きの体験ができる「七宝焼の家」。子どもの頃、母が七宝焼きのアクセサリーを身につけていたことを思い出し、今度は自分用にアクセサリーを作ろうと乙女心(強欲心?)が湧いたんです。
銅やシルバーの土台を選び、ガラスの色を選びます。値段は土台の素材やデザインによって1500円〜5000円です。様々な土台の中から、たまたま、決してお高いのを選ぼうと思ったわけじゃなくて、本当にた・ま・た・ま「かわいい!」と思って選んだ十字架のペンダントトップがシルバー製で、4200円もしてしまいました。七宝焼きの色はシルバーに合いそうなターコイズブルーに即決。

デザインを決めたら、竹串を使って慎重に水で溶いたガラスの粉を載せていきます。お店の方がコツを教えてくれるので、不器用な私でもなんとかなりました。



お次は車で移動し、寺通りにある「陶芸の家」を訪れました。たくみの里に行くならここは絶対行ってほしい!と地元の方におすすめされた家です。車で5分くらい、寺通りにあります。

出迎えてくれたのは、御年77歳になる陶芸家・伊草幸夫さん。たくみの里ができた40年前からこの場所で作陶を続けている、たくみの里の歴史を知り尽くした方です。なんと若い頃はオートバイに明け暮れ、48歳からピアノを始めたという超多趣味な方でもあります。

手回しロクロでの陶芸体験(5000円)も人気で、全国からリピーターが訪れるそうです。今回は取材時間の都合で体験はできませんでしたが、せめて何か買いたい……。マグカップに心惹かれつつ、紅葉の形のお皿(2000円)を連れて帰ることに。

伊草さんに丁寧に梱包して頂き、安心して東京まで持ち帰ることができました。
高級さくらんぼ「佐藤錦」を摘みまくる、食べまくる
すっかり「ザ・たくみの里」を満喫したので、次は果物狩りに向かいます。取材に訪れた6月はちょうどさくらんぼ狩りの時期なのです。料金は30分食べ放題で2000円。

広大なたくみの里の中には、果樹園もあります。ペンションも併設する果樹園「ポミエ」さんに伺い、オーナーの河合生博(おきひろ)さんに案内して頂きました。河合さんはみなかみ町の町議会議員を歴任したといういわば町のベテラン。

さくらんぼ園内には佐藤錦、紅秀峰、水上美人など6種類がなっています。

佐藤錦といえば高級品種の代表格! 佐藤錦を獲っては食べ、獲っては食べ、どんどん口に入れました。甘い! 甘いよ! でもちょっと酸っぱいのもあります。同じ木に付いた実でもけっこう味が違うのは新たな発見でした。

感動したのは紅さやか。完熟して水分が抜けた実が、干しぶどうみたいな味でした。
さくらんぼ狩りのシーズンは6月10日頃から1ヵ月ほどと、意外と短いのだそう。間に合ってよかった。ごちそうさまでした。


たくみの里で必ず飲んでほしいと言われたのがたくみの里入り口すぐのショップで売っている「のむヨーグルト」です。うん、濃厚でクリーミーだけどどこかさっぱり。
飲み終わった後もう2本買ってホテルで飲んじゃいました。
雨模様だったのにもかかわらず、たくみの里、大満足と言っていいくらい堪能しましたが、この日休業だった定食屋さん「山雨堂」やイケメンの店主さんがいるというカフェ「マッチ絵の家」に次回は行きたい!
DATA
たくみの里
住所:群馬県利根郡みなかみ町須川847
HP:https://takuminosato.jp/
アクセス:上越新幹線上毛高原駅からタクシーで約14分
みなかみ町に泊まるならおすすめ!ビールが飲み放題のお宿

今回は珍しくお宿もご紹介します。今日泊まるのはなんと“フリーフロー”付きの「みなかみホテルジュラク」。ブッフェダイニングにはもちろん、ラウンジや湯上がり処にもビールサーバーがあって、ビールが飲み放題なんです! 飲み放題!

部屋もおしゃれで広くて感動。目の前に利根川が流れ、窓を開けると川のせせらぎが聞こえます。これ最高。
荷物置いたらすぐラウンジ行くよ。

ラウンジにはビールサーバーが置いてあって、スーパードライと黒生が飲めます。もちろん両方飲みましたよ、てへ。

夕食の前に大浴場の温泉にも入り、ここでもビール飲んじゃった。




こちらのホテル、夕食のダイニングもめっちゃよかった! かつては、並べられた料理を取っていく普通のブッフェスタイルでしたが、リニューアルしてオープンキッチンスタイルになったそうです。だんぜんこっちのほうがいい!
朝食も、オムレツをはじめ、おにぎりを握ってくれたり、おいしい食パンとローストビーフでオープンサンドを作ってくれたり、視覚的にも大満足でした。
朝からハイボールを飲んでいる男性もいて、うらやましかったです。フリーフロー万歳。
そしてホテルで歯みがきするときの水の味が普段とまったく違いました。みなかみの水、本物です。
DATA
みなかみホテルジュラク
住所:群馬県利根郡みなかみ町湯原665
HP:https://www.hotel-juraku.co.jp/minakami/
アクセス:JR水上駅から徒歩約11分、タクシーで約1分




































